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日記 [本・雑誌あれこれ]

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『世界の紙を巡る旅』「のろし」の烽火書房の雑誌。コンセプ卜は「お披露目以外の日々にも ものづくりはつづいている」。

 最初の記事(見た目は文庫本風だが雑誌なので「記事」と読んでおく)は“BEACON”の発行者によるものだが、「北は秋田から南は福岡まで津々浦々の書店でも」という表現が出てきて「おや」となる。うちのことだろうか(うちで扱ったのは事実だが、ほかにないかどうかは確認していない)。それ以上の言及はないが、うれしい。
“BEACON”は、うちで扱ったリトルプレスの中では SOLD OUT になるのが早い方だった。2号を製作中とのことで楽しみにしている。
 子鹿社とのつながりにも驚いた。やっぱりつながっていくんだねぇ。

 大阪の Andbooks のオーナーによる記事では、「営業日数を絞る」という表現で「あ」と思った。
 うちが週末のみの営業になって間もなく一年だが、「週末のみ」なのであれば、「週末のみ」なりのあり方があるはずだ、ということに今更気づく。現状は、単に「普通の週五日営業」が「変則的な週末営業」になっただけなので、面白みに欠けるというか、ただの「縮退運転」である。考えるヒントをもらった。

 建築家の人の記事で、学生の頃にすごく気に入った建物があって、「実測させてください」と頼み込んだ話はすごいと思った。

 というような、「つづけつづける」話の雑誌だが、今回収録分には挫折してやめてしまった話はない。続いている。すべてが順調ということはないが、その難しさと楽しさが詰まっている。

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