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山學ノオト4 [本・雑誌あれこれ]

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『山學ノオト4 (二〇二二)(青木真兵、青木海青子/H.A.B.)』
 奈良東吉野村の私設図書館「ルチャ・リブロ」を運営する二人の 2022 年の日記。

『彼岸の図書館(青木真兵・海青子/夕書房)』『手作りのアジール(青木真兵/晶文社)』の書店での配架について触れられてるんだが、乃帆書房は隣り合わせに置いてた。著者が同じだからなんだが、安易だな、って感じはする。図書館関連の本と並べたり、仕事本のとこに置いたりしたこともあったっけか。もうひとひねりしてみるべきだったな。

 海青子さんが時々「訪い (おとない)」という言葉を使う。うわー、その単語は知ってるけど使ったことないわー、と思った。使えるようになりたい。MS-IME はこんな日本語知らないようで変換できない。

 時々、ゴダイゴの曲に触れるのでファンとしてはうれしい。
 こないだテレビ朝日でアニソンの番組やってて、ゴダイゴが「銀河鉄道999」をやった。二番も日本語だったのは多分、サントラに合わせたんだろうけど、ハモンドオルガンのソロも省略したのはやりすぎだろう。MS-IME は「ハモンド」も変換できないのか。

 書名は山ほど出てくるが、『測りすぎ(ジェリー・Z.ミュラー、松本 裕/みすず書房)』が特に気になる。

「超獣」という単語が出て来たので、「お、特撮もいけるんですか」と思ったが、どうやらプロレスの話題らしかった。

「寅さん」の話題は前から何度も出てくる。
 いつか、テレビをザッピングしてたらたまたまやってた寅さん映画で手が止まった、ということがあり、門外漢の俺も捕まえてしまう魅力があるのは知っている。同様の「沼」感を宝塚にも持っていてこの二者には近づかないようにしてる。話を戻すと、寅さんファンの若い人が布施明を知らない、というのに布施明ファンの俺はショックを受けた。

 このシリーズや柿内正午さんの本に触発されて日記を始めてはみたが、やっぱり止まり気味である。日々きちんと感じて考えないからであろう。

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のほ本処 [イベント]

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 10/14、秋田市文化創造館での一人イベント「のほ本処」。今回は、8月に続いて外のデッキ。「なんで中でやらないの」って聞かれたんだけど、一杯だったからです。
 この日は美大で「みかづきマーチ」「ハナイケル」の山田はまちのトークショーがあって、雨なら中止にしてそっち行きたい、って思ってたんだけど、そういう時に限って晴天だっていうね(実際は、申し込み締め切りが9月末なので間に合わないが)。
 もう 10 月も中旬、晴れるようだけども、さすがに半日ずっと外にいたら寒いだろう、と思ってフリースなんかも持っていったのだが、暑いのなんの。結局、ずっとシャツのみだった。
 本も、黒っぽい奴はすぐに熱くなるので、20 分くらいで入れ替え。「本処」でリトルプレスや ZINE をメインにするときは、薄いのが多いから段ボール二箱分持っていけば数的には十分なんだけど、このペースでの入れ替えだと二箱では足りない。来年に向けて頭に入れておくことにする。
 暑い暑い言いながらなんだけど、体全体が隠れるくらいの日陰に入ると中々に涼しい。シャツの上からベストはおってもいけそうな感じ。難しい季節だ。来週は五城目なんだけど着る服の選択が難しいなぁ。
 売り上げはそこそこ。今回もほかのイベントに便乗した本を持ってたんだけど、まったくの素通り。並んでる本を見てスルー、なら、俺が持ってった本がお気に召さないのかもねぇ、と思えるわけなんだが、そのイベント自体が本と接点のあるものなのにそこにあった本屋を覗かない、っていうのはどうにも理解不能。この時代にあっては「本屋を覗く」人が希少種なのかもしれないが。

 このイベントの後に予防接種。
 空きが少なくてやむをえず秋田駅前の会場、したがい有料駐車場を利用せねばならず、いくらかでも負担を軽減しようと、ジュンク堂で本を買う。
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 シリーズの第三巻。シンプルな新装版で改訳ではないので、待ち時間はこれを読んでようと思ったのだが、いざとなるとやはりちゃんと順を追って読みたくなり、ボーっと待つことに。売り物の本はあるんだが、車の中に積んであって取りに行くわけにもいかず。

 翌日、持ち出した本を片づけようとしたら、注射したところが腫れて痛み、本を持ったままでは大きく動かせない。二箱分を片付けるのに 30 分くらいかかった。

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明徳館こんわ会一箱古本市 [イベント]

 予報では、曇りだけど雨が降るのは夜、ということだったので、テントもあるし割と気楽な感じで行った。
 9時集合だったが、10 分前くらいに着いたらもうテントの設営が始まっていた。そのおかげが、10 時前にはどこの出店者も用意ができており、ちょいと早めのスタート。
 いつもは割と特殊なラインナップで臨むのだが、今回は「いわゆる古本」をメインに。これは、店舗がなくなって「均一本」を売る機会がなくなったことが大きい。そういうのって通販には向かないのでね。それが割と売れたので、狙いは当たったのかもしれない。つか、今までの「特殊なラインナップ」がダメだった、ってことなのかもしれないんだが。
 やっぱり「いい天気」ではなく、外出はやめとこう、と考える気持ちもわかる。お客さんが来ないわけではないのだが、ちょっと例年のような大賑わいというわけにはいかなかった。
 そうこうしてるうちに一時前にポツポツと来て、どこの店も本をテントの奥の方向に移動したりし始めた。店によっては片づけてたりする。俺も同じようにテーブルを奥に引いて、外側にはビニール袋に入ってるリトルプレス類を置くようにしたのだが、やっぱりその袋に水滴がついて、そうこうしてるうちに雨の音がするようになったので、慌てて撤収。
 いや、その前に、閉会直前に買おうと思っていた他店の本を買ったのだった。もう一冊ほしいのがあったのを今、思い出した。
 2時前にはもうテントの片付けも終わって解散。俺はそのまま、隣の文化創造館に出してる棚の本を入れ替えに行った。
 その頃には雨はやんでたので、一時間くらい我慢すれば再開できたことにはなるのだが、最後に一時間だけやったってねぇ、という話もある。天気の判断は難しい。
 それに応じて売り上げもさっぱり。翌日、自分用に新刊を三冊買ったんだが、それと同じくらい。
 今月の出店は二度あるのだが、どちらも屋外なので大いに不安である。

 終わってから知ったのだが、明徳館古本市は今年で終了だそうである。いい企画だと思っていたのだが残念である。お世話になりました。
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