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2023/4の利用予約可能日 [営業時間とアクセス]

 2023/4の予約可能日はこちらの通りです。
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・4/8(日) は、秋田市文化創造館で一人イベント「のほ本処」です。店舗営業は 14:00 からです。
・4/23(日) は、秋田市文化創造館での古本市“AKITA BOOKBOAT”に出店します。店舗営業はお休みです。
・4/30(日) は、ごじょうめ朝市plus+ に出店します。店舗営業は 15:00 からです。
・2022/12 以降、ご利用は予約制となっております。
 予約制度についてはこちらをご覧ください。
 予約がない日は、17:00 に閉店となります。

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日記 [雑感]

 4月と5月に「本処」をやる。久しぶりに予約サイトにアクセスしたら、搬入口駐車場を利用するかどうか、ということを指定できるようになっていた。秋田市文化創造館も進歩している。
 当店の場合、晴れていれば店から台車をゴロゴロ押して行けるので車が必要ない場合もあるのだが、それは一週間くらい前でないとわからない。その時点で「降るかも」と思ったら「空いてますかね」と電話するわけだが、「一杯です」と言われたらどうしよう、といつも思っているので助かる。

 ついでに言うと、許可を得ずに停めてる車が散見される。そういうルール違反は自分の首を絞めることになる、ということはいい加減、覚えるべきだ。

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トワイライライト [本・雑誌あれこれ]

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(畑野智美/ignition gallery)

 森谷未明は大学生である。コロナ禍で、思っていたような大学生活を送れないでいる。
 バイト先で同級生と友達になり、ふと訪れた書店“twililight”で出会いがあり。

 この小説で最もフックになったのは、未明が福島出身だということである。上京してきて、福島出身だ、と言うと相手が微妙な表情をする、というのがインパクトあり。あれから 12 年、多くの人が忘れようとし、実際、ほぼ忘れられているのだが、消えてはいない。
 また未明は、震災とコロナ禍を同種のものと認識している。
 俺自身とは年令差がありすぎるし、感じ方・考え方もかなり違う(彼女は「二番館」という言葉を知らず、ロードショーの期間が終わった映画は「配信で見ればいい」と口にする)のだが、「震災とコロナ禍」を結びつけて捉えられることには大いに共感した。
 うちの店は震災本とコロナ本を同じ棚に置いてるのだが、ほとんど見向きもされないので、なおさらである。

 舞台は三軒茶屋。
 それほど頻繁に行ってないが、二つの映画館は記憶にある。数年前に Cat's Meow Books からの帰りに歩いたが、駅がすっげぇきれいになってて驚いた。

 友人や家族、彼らの言動が、細やかに描かれている。
 どの人も不器用な印象があるのだが、それも含め、いい空気感である。
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日記 [雑感]

 通販の発送用にダイソーで薄型の段ボール箱を買ってみた。厚さ 2.8cm というからクリックポストにも使えると思ったが、組み立ててみたら 3cm を微妙に超えて、厚さ確認用のゲージを通らない。同じくダイソーで買ったのに。
 だめもとで郵便局の窓口に持っていってみたら、ギリ通ったようで受け付けてもらえたが、これはチェックする人によってははねられるな、と思った。
 もう買わない。
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日記 [雑感]

 もうすぐ期が変わるのでバスのダイヤを確認したら、19:00 まで営業したときに丁度いい帰りの便がなくなってた。別の言い方をすれば、18 時以降は一時間に一本ずつあったのだが、19 時台のがなくなった。
 その時間帯って、ピークは過ぎてるにしてもまだ利用者は少なくない。そこに一時間半の空白を作るってどういうことよ。
 実際、乗る機会があったのだが、19 時台のを利用してた人は、その前後に移行するから、どちらもかなりの混雑。
 もう負のスパイラルから出られないんだろうなー、っていう感じ。不便だから利用しない、利用者が少ないからサービスを低下させる、不便になったから利用しない――

 冬時間営業の期間がもうすぐ終わるけど、どうしようかねぇ。

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シュークリーム [本・雑誌あれこれ]

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(内田百閒、山本善行 撰/灯光舎)

 人が亡くなる話が続いてちょっとひるむんだが、そんな中にも内田百閒特有の可笑しみがあって、雰囲気は柔らかい。
「漱石先生臨終記」には、中学生の百聞が、憧れの漱石が乗った急行列車が停まる、と聞いて岡山驛に見に行くエピソードがあるのだが、鉄道に関する描写がまた細かくて、「阿房列車」を連想させ、くすっとさせる。

 一応、解説しておくと、内田百閒は戦前から戦後にかけて活躍した作家で、夏目漱石の弟子である。
 可愛がっていた野良猫がいなくなって泣き暮らし新聞広告で探したりという様を描いた「ノラや」、「なんにも用事がないけれど、汽車に乗つて大阪へ行つて来ようと思ふ」で始まる、汽車に乗ることを目的とした紀行文「阿房列車」が有名。

「乱れ輪舌 FOT」というタイトルはすごいと思った。おちゃらけてるという印象を持たれかねない感じだが、そもそも「乱れ輪舌」という単語は俺の中にない(調べた)。それと“FOT”というアルファベット(これは登場する人物のイニシャルである)の組み合わせ。

『まあだだよ』を見たくなった。DVDが出てるようだし探してみるか。
 一條裕子の『阿房列車』も読み返したい。

 灯光舎の「本のともしび」シリーズは、どれも「いいものを読んだ」と思わせてくれる。

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ナンセンスな問い [本・雑誌あれこれ]

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(友田とん/HAB)
 くすっと笑って可笑しな気分になってほしい、という文章が詰まった本。

 例えば、冒頭の「共同開発されたうどんをめぐって」では、八社会について考えている。
 これは、私鉄系スーパーマーケットの共同組織なのだが、その八社が出てこない。山手線の駅を思い出し、そこから出ている私鉄を列挙していけば見つかるのでは、と思いつくのは確かに良い手がかりだと思うのだが、七社しか出てこない。あるいは、首都圏に限らず愛知や京阪神もか、そうすると八社を大幅に超えることになる――という行ったり来たり。
 一時、フェルミ推定がもてはやされたことがあったが、そういう頭でっかちな感じとも違う。自分の知っていること、目に見えること、それかわかること、想像(または妄想)が繰り広げられていくのをニヤニヤしながら楽しみ、時には自分もふらふら考えてみるのである。

 文章の中ではググることを避けているが、現状の八社会がどうなっているか、という正解はググるとわかる。経緯も含めて割と意外な結果である。

 そういう文章が並んでいる。頭から読んでもよいし、つまみ読みもできる。是非、可笑しな気分になってほしい。

 それにしても「湿潤したお品物」ってなんだったんだろう。
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2023/3の利用予約可能日 [営業時間とアクセス]

 2023/3の予約可能日はこちらの通りです。
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・2022/12 以降、ご利用は予約制となっております。
 予約制度についてはこちらをご覧ください。
 予約がない日は、17:00 に閉店となります。

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