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日記 [雑感]

 郵便料金が値上げされた。レターパックライトが+60 円、プラスが+80 円で、なかなかの額である。
 こないだレターパックでの発送があり、窓口で差分の切手を買って投函。ついでに、手持ちのレターパック分の差分切手も購入した。
 とは言っても、現状ではレターパックライトの使い道はあまりない。サイズ面の規格はクリックポストと同じだが、対応重量はレターパックの方が重い。ただ、あのサイズでクリックポストの上限 1kg を越えることってあんまりないのでな(ハードカバー二冊ならありうるが、梱包して厚さ 3cm に収まるハードカバーもそんなにない)。

 それにしても、ハガキが 85 円、封書が 110 円というのは、その十分の一だった時代を知っている身には、文字通り「隔世の感あり」である。

 郵便局の昼休みは、対象になる局が拡大された。俺が利用する局がいくつか含まれているが、俺の昼休みと完全に重なっているところはないので、なんとかなるだろう。尤も、その前後が昼休みになるから、混んで、ただでさえ狭い駐車場が満車になったりするかもしれないが。

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おむすびマーケット [イベント]

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 男鹿駅前のチャレンジ広場で開催される「おむすびマーケット」に出店。
 ここのところ色々話題になっているが、男鹿は十数年ぶりなので Google ストリートビューで確認しようとしたが、男鹿駅が見当たらない。もちろん、地図には駅が示されているのだが写真で見るとない。何度も確認して、「駅」で想像するイメージと全然違うんだ、ってことがわかった。写真撮ってくるべきだったね。
 会場は、その駅と道の駅の「オガーレ」との間の広場。十数店舗が出て、リレーコンサートも行われていた。
 設備的には至れり尽くせりで、写真のような立派な販売台が用意されていて、それが無料。立派すぎて、一人での組み立て・解体は難しい。
 午前中は雲があってちょうどいい感じだったが、昼に向けて暑くなり、まだ夏だったねぇ、って感じ。当然、日光の直射を受けるので、本を 20 分くらいで入れ替える必要がある。ほかの出店者が持ってきたテントに居候させてもらったのだが、高さ 180cm くらいあるその販売台を中に入れなきゃいけない感じで、そうすると居候もしづらい、ということで痛しかゆしである。

 売れ行きは例によってさっぱりである。出店料は売り上げの 10% だから赤字ということはありえないが、申請するのが恥ずかしいくらいの額だった。
 ほんと、どうしようかね。

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のほ本処 [イベント]

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 妙な台風だった。
 前週の時点の予報では、「のほ本処」をやる 9/1 にはとっくに東北を通過してる見込みで、その後の影響がどうなるか、という心配をしていたのだが、自転車並の速度で「温泉台風」とか言われるくらいあちこちに寄ってるせいでまだ中部にいた。結局、いつもの「夏場の屋外開催」である。
 ただ、7月頭、8月頭とは太陽の角度が違う。一応、庇がありはするのだが、午後にかけて日差しが奥に入り込むようになるから、直射を避けるために少しずつ机を後退させていくことになる。前回までは、12 時頃に机が壁にくっついてもう下げることができなくなり、並べた本の列を奥に向けて減らしてってしのいで、13 時終了、という感じだったのだが、今回は 11 時にもう壁だった。
 対策はないわけではない。前から、上方向に展開しないと遠目には「机の横におっさんが座っている」という風にしか見えない、という課題があったので、今回は三段のラックを持っていった。それを使うと、本を置く位置を高くできるので、日差しを避ける役にも立つのでは、と思ったのだが、全く意味がなかった。
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 置き場所や運搬方法はさておき、マガジンラックやいっそ本棚を持ち込んで垂直に展開したらどうだろう、とも考えたりしたのだが、大人の目の高さにまで直射するので、どうしようもない。
 机はいつも二基借りている。それを上下に重ねたら、真ん中(下になった机の天板の上)に影ができるのでは、とも思ったのだが、日差しの角度からみて、あんまり効果はなさそうである。大体、一人で持ち上げられるサイズではないし、そもそも机の上にそういうものを置くという行為自体に抵抗がある。
 かと言って、9:30 スタート、12:00 終了ではあまりに開催時間が短すぎるし。
 ミルハス側の区画には庇がねぇし。

 秋田市文化創造館はすっかり人気施設になってしまって、今年はもう予約が取れない。
 尤も、売り上げは今回もさっぱりな感じ。「のほ本処」を含む出張販売を継続するべきかどうかについては懐疑的になっているところである。

 秋田ミュージックフェスティバル開催中で、横の区画で演奏している人たちがいたが、あっちに立ちてぇなぁ、と思ったりもした。ピアノに触らなくなって3年くらい経ってるがな…。

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のほ本処 [イベント]

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 2024/9/1 10:00~13:00 の予定で、秋田市文化創造館で出張販売イベント「のほ本処」を開催します。
 今回は「エッセイ」をメインに持って行きます。

 現時点(2024/8/29 22:00)での予報は「降らない」となっておりますが、台風の 31 日以降の動きは予測が難しい、とのことなので、中止・開催遅延・早期終了などがあり得ます。ご来場の際は、Twitter(X) での告知をご確認ください。

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Facebook ページ閉鎖のお知らせ [店舗の情報]

 Facebook ページを、2024/8/31 をもって終了します。
 2024/9/1 以降は、以下の URL にアクセスいただけますようお願いします。
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日記 [本・雑誌あれこれ]

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 今回の休みは長かった。
 8/10 が土曜日、そこを起点に 12 までは暦上の3連休、あとは平日、という微妙な配置だったが、肝心の旧盆はさすがに会社側も休みにするわけで、となるとあと有給休暇を一日二日追加すれば 10 連休になる、という、終わってみれば奇跡の配置であった。来年もそうなる可能性が高い。
 おかげで本がたくさん読めた。ちょっと紹介したい。

『うさんくさい「啓発」の言葉』
「人財」「顔晴る」など、一見、いいことを言っていそうな表現のうさん臭さについての本。そういう印象だけを語った本ではなく、使われ始めた時期、そうした初期に持っていたニュアンスなどもきちんと説明している。
 たとえば「人財」は、社員を「会社の財産」と捉えているうちはいいが、「人在(存在しているだけの社員)」「人罪(会社にとって害悪となる社員)」という言い方が出てくると、切り捨ての道具になる。新奇なキャッチフレーズにもよくある薄気味悪さには意識的に敏感でないといけない。

『家から5分の旅館に泊まる』
 ユニークな視点で楽しく飲み歩くお話を書く人だが、体調を崩したようで、ちょっと心配。
 知らない街に行ってぶらぶらする、というのは俺も割と好きだが、知らない人とすぐ仲良くなれる、という質ではないので、氏のような楽しみ方は憧れである。表題のような、家のすぐ近くにある宿に泊まってみる、というのも楽しそうだと思うし、俺の家の近くにも旅館はあるのだが、ちょっと実行には移せない。うらやましい限りである。土地のスーパーで買いこんで、部屋で一人で酔っぱらう、というのは大好きだが。

『ワンルームワンダーランド』
 百人百様の一人暮らし。実は俺の文章も載っているのだが、なんか薄味だなぁ、と思った。みなさん色んなドラマを持ったり経験したりしているので読みごたえがある。あと、400 字って言われたはずなんだけど、オーバーしてる人多いなぁ、とも思った。
 なお、部屋の写真は自分で撮ったもので、「部屋全体の雰囲気がわかるもの」と「お気に入りの一角またはモノ」というオーダーだったのだが、ちょうどリアル店舗の閉店と水害とで大量の本を自分の家に置いていた時期で、どう切り取ってもゴミ屋敷にしか見えなかったので、ああいう形にさせてもらった。

『六月のぶりぶりぎっちょう』
 京都の町に積もった不思議のお話が二編、昨年の直木賞受賞作『八月の御所グラウンド』の続きである。今、話題になっている人物が登場するのは、偶然か狙ったのか。誰が登場するのかを書くとネタバレになってしまうのでやめておく。前作同様、右目で文字を追っている間に、左目がその先を読もうとする、という楽しみ方をした。ぐいぐい引っ張られるので、初めに出てきた要素が終盤に登場して「その謎があった」ってなったときに「あ!」と声を上げてしまい、まんまとしてやられた感。

『海のなかの観覧車』
 主人公には五歳の夏の記憶がない。写真も、その前後の年のものはあるが、五歳のときだけない。母は、麻疹にかかって入院していてどこにも行かなかったから、というのだが、今年の夏、主人公は麻疹にかかり、母親の説明に疑問を持つようになる。そして、突然送られてきた黒い粉をきっかけに記憶がよみがえり始めた。五歳の夏、僕は魔法使いのおじさんと一緒に遊園地に行っている。
 ジュブナイルの体裁をしてはいるが、重いのなんのって。中盤から明らかになる色々なことが、お前たちはどうだ、お前たちがいるその社会はどうなんだ、と刃を突き付けてくる。

『となりの妖怪さん』
 これは既読だが、アニメ化が決まってからは、「ネタバレ」になるので再読を封印していた。放送が終わって初の長期休みは一気再読するのにぴったりのタイミングである。最初に読んだ時、あるいは、アニメで見た時にウルったところでは今回もウルったし、新たな発見もあった。アニメの主題歌にあった「こころのふるさと」ってフレーズは原作にあったんだね。あ、まだ購入してなかった。
 短いエピソードを積み上げつつ大河性のある物語なので、一気読みをお勧めしたい。もちろん、じっくり味わいつつ読むのもいい。

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のほ本処 [イベント]

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 今回の「のほ本処」は事前の告知をしなかった。前回の「本処」での次回予告と、数か月前にこのブログに書いただけ。
 場所はデッキ、つまり外。日曜日開催だが、金曜夜辺りまでは雨が降る予報だった。とは言ってもずっと降るのではなく9時とか 10 時とかで、一瞬だけかもしれないけど、その一瞬で本がだめになることもあるし、準備作業中に降られると、スタートを送らせることになる可能性もあった。
 土曜の夜には傘マークが取れてたし、実際に、一滴も降らなかった。そして、暑い。

 これは去年もそうだったが、時間が進むにつれて日差しが奥に入ってくるようになる。直射を避けるにはテーブルを奥に移動する必要があるのだが、それで対処できるのは 13 時までだった。それ以降はもう逃げ場がなくて、手前から本の数を減らしていくしかない。最終的には一番奥のみ、という形になって、そうなるともう何をやってるんだか見た目でわからない。開催時間を長くしても意味はなかった。
 そして、そうなると人間が隠れるところもない。ずっと柱の陰にいるわけにもいかないから、白状すれば、早く終了時刻にならねぇかな、と思っていた。だから、14 時になったら即閉店。ロスタイムはなし。

 何度か、秋田犬ふれあい処への行き方を聞かれた。「公園の上までは行かない」って説明をされたようで、それで坂の手前にある文化創造館にいた俺に聞いたらしいんだけども、開催場所は二の丸なので、その坂を上る必要がある。まぁ、説明した人は、「本丸までは行かなくていい」ってつもりだったのだろうけども、千秋公園の構造を知らない人への説明としてはちょっと舌足らず。

 既に Twitter(X) で書いた通り、売り上げはゼロ。前回と同じ。まぁ、立ち止まりたくない、一刻も早く中に入りたい(文化創造館の中はすごく涼しい)という気持ちはわかる。わかるが、困ったねぇ、というところである。

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日記 [雑感]

 やっと6月を〆た。
 中旬の「のほ本処」が惨憺たる結果だったことはすでに書いたが、通販も厳しくて、文化創造館の貸し棚もボウズ。今月の仕入れ入金に向けては私財投入は免れない感じ。5月が好調だっただけに、コントラストが激しい。
 今のところ、今年度いっぱいは続けることにしているが、それは逆に言えば、どうするのかの判断を今年中くらいにはするのだ、ということでもある。
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 売る方は縮小したが、個人の興味として「本屋の本」は読んでいる。とは言いつつ、落伍者から見ると、頑張っている人たちがまぶしくて胸が痛かったりもする。

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日記 [雑感]

 郵便の転送届(転居届)を出した。
 細かいことを言えば、延長したのである。店を閉めたのは去年で、最初に提出してから一年。もう一年、転送してね、ってこと。
 再延長はしないつもりである。無くなった店の住所を何年も引っ張るのはおかしいし、さ来年まであるかどうかはわからねぇしな。

 そういや、あそこに開店した古着屋さん、まだ行ってみてない。
 夜、中央郵便局に行くときに前を通ることはあって、防犯のためかずっと灯りをつけてたようなんだけど、最近、消すようになったみたい。

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のほ本処 [イベント]

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 前日の準備で無理したのか、それとも座りっぱなしの事務仕事がたたったのか、腰が痛い。鎮痛剤で抑えながらの「のほ本処」。
 今回のテーマは、町史や学校史をメインに、「歴史・古典」。これ、結構重くて均一送料ではカバーしきれないのと、中確認しないと買いづらいのでは、というのとで通販サイトに登録してない。今後は積極的に外に持ち出すことにした。
 結果的には惨敗だったが。利益に対して赤字、というのはまぁよくあることとして(もちろん大問題だが)、売り上げと比較しても赤字ってのはどうなんだっていう。やる意味のあるのか、って言うか、やんない方がいいんじゃないか、っていう感じである。
 9月以降はまだ決めてないのだが、さてどうっすかねー。

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