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日記 [通販]

 今週前半は通販ラッシュだった。梱包が終わってパソコンのモニタを見るとまた注文が入っている、というのは久しぶりである。

 発送方法の第一選択はクリックポスト。最近は、追跡手段のないスマー卜レターなどはあまり使っていない、ということはに書いた。(*1)
 厚い本はレターパックプラスになるが、四六判などは中で泳がないように手作り工作が必要になる、というのが昨日の日記である。
 複数の本が購入され、クリックポストは勿論、レターパックプラスにも入らない、となって初めて宅配便を選択する。(*2)
 宅配便を表に出していないのは、STORES のシステムでは、送料が全国一律でない場合、都道府県別に入力する必要があるからである。業者毎・サイズ毎に 50 件登録なんてご勘弁いただきたい。改定されたらやり直しだし。
 宅急便の場合、営業日の発送なら運転手さんに取りに来てもらうが、そうでない場合はヤマ卜運輸の拠点に持ち込む。その方が安いし安心である。(*3)
 ただし、持ち込むのは夜なので、実際に荷物が動くのは翌日となる。以前、朝イチ(8:00)で持ち込もうと思って途中まで行ったことがあるのだが、なにしろラッシュ時間帯だから車が動かない、仕事に遅刻しそうだったので諦めた。
 平日仕事の職場にヤマト運輸が来ているが、その運転手さんに預けたいなー、という誘惑と戦っている。配達作業してるときに渡したら預かってくれるんだろうか。うまく出くわせるか、って問題はあるが。

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日記 [通販]

 レターパックプラスでの発送が意外に手間取ることが分かった。
 レターパックライ卜ではなくプラスを使うのは、荷物の厚さが 3cm を超えるからだが、ボ一ル紙を折っただけの封筒にゴツいものをきれいに入れるのは難しい。突起があったり、中で荷物が泳いだりすると(一応、クッション材でくるんだりはするが)本が傷ついてしまう危険がある。
 どうするかと言うと、封筒より一回り小さい段ボール紙をくりぬいてその中に本をはめ込み、その段ボール紙ごとレターパックプラスの封筒の中に入れる。そうすると、荷物が中で動くことはないし、なんとなく平面に近くなって封もし易くなる。
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 それはわかっているのだが、これは微調整が必要な工作で時間がかかり (*1)、平日仕事の後で店に行って梱包作業をやっても、郵便局の閉局時間に間に合わない場合がある。そうすると残念ながらさらに翌日の昼まで待つことになるわけ。 (*2)
 なぜ今頃「手間取ることが分かった」なのかと言うと、レターパックプラスの手持ちがなく「あー、ちゃんと補充しておけばもっと早く発送できるのに」と思ったのだが、梱包作業が夜だから、封筒があってもなくても同じ(封筒は昼のうちに買える)だ、ということに気づいたからである。
 というわけで、『定本本屋図鑑』をご注文のお客様、お待たせしてごめんなさい。 (*3)

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日記 [雑感]

 店用のノー卜 PC がおシャ力になってしまった。家で使っていたら、シュワン、って感じで突然、終了した。最初、AC アダプターがイったのかと思ったが(バッテリーは二年前にイったので AC のみの運用である)、電源ボタンを押すとカタカタカタと反応はするのでそうではないらしい。何度もやってるとたまに起動するので、バックアップ対象ではないがあった方がいいデータを急いで吸い上げた。
 前からディスクアクセスが遅くなっていて、金があったら SSD に換装するんだけどなー、と思っていたのだが、ディスクの問題ではなさそうだ。起動したとしても、「コン」ってくらいのショックを与えただけで電断することがあるので、電源周りを含むマザーボードだろうと思われる。であればどうしようもない。頑張って換装したら無駄金になるところだった。
 しょうがないので、開業時に購入したサプノー卜を使っている。これはもともと店で使うつもりで買ったのだが、あまりに遅いのでスペアに格下げしたものだ。仕事では十か所以上の Web サイトを使うのだが、ちょっと目を放すとすぐにスヌーズしてしまい、戻ってくるたびに待たされる。諸君、メモリ 4GB なんてマシンを買ってはいかんぞ。まして、直付けで増設も交換もできない、なんてのは論外だ。なんでそんなの買ったかなー>俺

 モニタが 14inch から 11inch と小さくなってしまったのもストレスだし、地味に不便なのが画像データで、開店前から今までの分となると膨大な量だからバックアップなんかはなから(今でも)考えてないのだが、「先月スキャンした書影」なんていうのは割と需要がある。スキャンしなおしが面倒くさい。

 さて、これで、PC のスペアがない、という状態になってしまった。次のを買う金なんかないのだが、今のに万が一のことがあるとあっさり商売が詰んでしまう。後ろからヒタヒタと足跡が聞こえる。

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日記 [イベント]

 この週末にはもう一つイベントがあった。浅草で開催された BOOKMARKET に出店予定だった yukariRo が秋田でのサテライト開催ということになり、そのサブイベントとしてスタンプラリーが行われたので、それに参加した。yukariRo の面々は秋田市文化創造館にいるのだが、うちでもスタンプ押しますよ、揃ったら景品も差し上げますよ、というもの。
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 いきなり読み間違いをした。メイン会場は文化創造館だから、うちに来るとすればその後だろう、だとすれば、うちでの買い物でスタンプが揃って、じゃあ景品ね、というケースが多いのではないか、と思ったのだが、さっぱりだった。初日が終わった後に、うちで預かった景品を半分、返した。

 二日目、メイン会場では景品がなくなったので、「乃帆書房に行けばあるよ」と案内したらしいのだが、実際の来店はごくわずかだった。
 遠いかね、やっぱり。
 文化創造館で古本市をやるときは、本の詰まった段ボールをのせた台車をゴロゴロと押して行くのだが、通町から佐竹小路を通って 15 分弱で着く。荷物がなければ 10 分を切る。佐竹小路は新しい店が少しずつできている通りで(実は開業場所の候補だった)、その先が名の通った商店街だから、退屈な道ではないはずなのだが。俺みたいに、秋田駅から店まで歩くことに何の躊躇もない、って方が変なのかもしれない。

 そんな中、来店してくれた方が、面白いと言ってくれ、結構な額の買い物をしてくれたのは大変にうれしかった。

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日記 [イベント]

 23(土) は、近隣商店街のイベント、「商店街スゴロク」というのに参加した。これは、商店街の各店舗をスゴロクのマスに見立てて、サイコロの目に従って訪れ、それぞれの店が設定するミッションをこなしていく、というものである。商店街の外にある店も参加しているため範囲は広く、東西 700m、南北 350m を歩くことになる。なお、参加者の大半は子供たちである。
 当店はいつも、秋田弁クイズというのを実施している。今回は「やっけ」を取り上げ、「この中で一番『やっけ』本はどれか」と、ハードカバーの辞書と絵本、自分の手作り ZINE を並べた。「やっけ」が「柔らかい」であることを知っていれば迷う要素はないと思うが、結構、知らない人が多く、「標準語形も『や』で始まる」というヒントを与えると、英語の辞書を指して「ややこしい」、お化けが書かれた絵本で「ヤバい」というような解釈をしてくれる。「安い」と考えて ZINE を指し、結果的には正解、というケースもあった。「やっけ」が全くわからないと、「やっけ本」という表現が「形容詞+名詞」である、という見当もつかないから、全ページを読んで「やっけ」という単語が載っている本を見つけようとする、ということもあった。
「周りに秋田弁を話す人がいないから、秋田在住だけどわからない」という声は毎度、耳にする。残念ながらそういう時代である。
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 当たると景品がある。前はお菓子を渡していたが、食物アレルギーの問題があるのでやめた。今はもっぱらカードである。そういう場合にも重宝していた「AKITA あつめカード」が販売終了してしまったので、次回はどうしようかと頭を抱えている。

 売り上げに貢献するか、というと中々難しい。スゴロクの実施中は先を急ぐから、棚を眺めていこう、という人はほとんどいないし、終わった後での再訪もほとんどない。
 一番最初は、本の人気投票をした。投票してくれた人に番号札を渡し、スゴロクが終わったら抽選をして、当選者にその本をプレゼント、結果は店頭に貼り出す、というもの。これは再訪を促すつもりだったのだが、当たった人がその本を取りに来るだけで終わった。ですよねー。
 イベントの参加料は 500 円だが引き換えに 600 円分の金券がもらえる。スゴロク開催中はそれで買い物ができるのだが、うちでその額で買えるものっていうと外に出してある均一本くらいで、それは子どもが買うものではないし、金券を使って買い物したりゲームしたりすることがミッションになっている店もあり、うちで本を売りつけて使い切らせてしまうのも心苦しいので有料ミッションはやっていない。

 子どもの「楽しむ能力」はほんとにすごい。こっちが説明する前に、掲示してある問題を音読してルールを把握したかと思うと、友人同士であーでもないこーどもないとにぎやかである。あるいは、寄ってきて答えを耳打ちしようとする。これも、こっちがそう要請したのではなくて、その場で遊びを組み立てた結果。大人はそういう彼らの邪魔をしちゃいかんよね、とつくづく思うのである。

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日記 [本・雑誌あれこれ]

『ショー卜ケーキ。』を読んだ。
「坂木司の文章は読みやすい」とか言っておいて一か月半もかかってるやんけ、という話だが、読むのに時間がかかったのではなく、色々とバタついて読んでなかったのである。読めてよかった。
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 あるケーキ屋さんをメインに色々な人が登場する連作。その人たちは密接にはかかわらないので群像劇というのとは違うし、そのケーキ屋が舞台なのでもない。そのケーキ屋のショー卜ケーキでゆるく結びついている。

 途中が空いたおかげで、後半のエピソードに登場する人物が、前半のエピソードに登場してたことに気づくのに時間がかかった、ということがあったのだが、気づいた時の「あ!」が爽快だった。あるべき読み方ではないかもしれないが、ちょっと気持ちよかった。

「日常の謎」の雰囲気は前半の方に濃い。
「ままならない」というエピソードは、新米お母さんたちの窮屈さが「隔離」という言葉で表現されていて、独身男性としては胸が痛い。読後感はすごくいいが、よく考えると、ケーキのクリームの下に甘くないものが山ほど隠れている。
 好きなのはラス卜の「騎士と狩人」で、主人公は「女騎士に守られたい」という青年なのだが、これまた結末が爽快である。

 まー、でも、やっぱり、続けて読むべきだったよね。

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日記 [雑感]

「それでも歩は寄せてくる」を見ている。
 第一話で将棋の「無敵囲い (*1)」が出てきた。王将の周囲を金銀と飛車、歩で固めた陣形で、「せっかくの大駒が動けねぇじゃん」というのは素人でもわかるが、「横からの攻めに弱い」というのも言われて納得、である。

 こないだ、現実の大会で行われた「入玉宣言法」が話題になった。
 順を追って説明すると、「入玉(または入王)」というのは王将が敵の陣地に入ることである。素人は「大将が最前線に出て大丈夫か」と思うのだが、王将は一マスだけとは言え八方に動けるのに対し、横や後方に動けない駒は多いので意外に強いのだそうである。(*2)
 そのため、先手・後手とも入玉した場合、膠着状態になることが多い。そうなったら、双方合意の上で残っている駒のランクと数による点数計算で決着をつけることがある。
 が、一定の手数内でそうなってしまい、かつ、点数で決着しようという合意が得られなかったときに、「宣言」をして勝負を決めるのが「入玉宣言法」。
 もちろん、成立するには一定の条件があって(*3)言ったもん勝ちってものではなく、宣言したあとで条件を満たしていないことが分かれば逆に負けとされてしまう、という結構、恐い決着である。

 俺が IT 業界に入ったころは、チェスに比べてコンピュータ将棋はまだまだお粗末、と言われていた。理由は、盤面は広いし、駒は多いし、その上:
・敵陣に入ると「成る」ことができるが、必ず「成らなければならない」わけではなく、差し手が決める。
・取った駒を自分のものとして使えるが、これも「使わなければならない」わけではなく、差し手が決める。
 と自由度が高く考慮するべきことが多すぎて、当時のコンピュータには荷が重すぎたのだった。(*4)
 コンピュータ将棋は実際の対局データを教師として学習していくが、入玉は頻繁にあることではないのでデータが少なく、そうなったらとたんに弱くなる、ということがあったらしい。まして点数計算での決着なんて、という感じだったそうだが、今では改善されているんだとか。

 知らないことって多いねぇ、と嘆息しつつ、だからって「将棋やってみようかな」と思う訳でもなく、「からかい上手の高木さん」同様、若者たちの不器用さ加減をにやにやしながら楽しんでいる。

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日記 [雑感]

 昨日、チラっと触れたが、ちょっと前に話題になった「早送り再生」、俺は「する」派である。ただし、細かいことを言えば「早口再生」であって、何を言っているのかわからない速度で早送りすることは(めったに)ない。
 どういうときにするかというと:
・見るのをやめるほどではないが、もひとつだなー、と思っている作品
「早送り」し始めたら、見るのをやめる確率は高い。
・諸事情により、自分の好みではないが見なければならない作品
 仕事がらみに多い。意見や感想を求められたりするので「早送り」はしづらい。
・何周目かの作品
 お気に入り、ということなので、筋はもちろん、一部のセリフは頭に入っていたりする。
 割ける時間が短い場合は、お気に入りの場面だけ見たりすることはある(逆に、辛いシーンは飛ばしたりすることもある)。

 どの場合も、ここぞというところでは標準の速度に戻して見る。
 ネット配信は、そこが自由にならないので距離を置いている。有料会員になればできる、という話も聞いたが、そのつもりは全くない。
 なにより、次に「もう一度、見たい」と思ったときに見られる保証がない、という点に電子書籍と同じうす気味悪さを感じる。

「〇〇で独占配信!」とかいうのはしょっちゅう見かけるが、テレビ対映画、VHS 対ベータ、Blu-ray 対 HD DVD と同じだよねー。人類は進歩しない。

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日記 [雑感]

「降る降る詐欺」に振り回された三連休。
 18(月) なんか、朝起きたら「10 時から雨」の予報だったので自転車で出る用事を大急ぎで済ませて帰ってきたら「13 時から雨」に変わっており、その後も、見るたびに「14 時から」「15 時から」とずれ、結局、最初に降ったのは 17 時でそれもバラっと一瞬。以後、一時間に一回くらいの感じでバラっと降ったりはしたけど、余裕で外出できたよねー。
 そういや、北東北はまだ梅雨明け宣言が出てないらしい。前に書いたことに従えば、梅雨の時期に天気予報を見た自分が悪い、ということになる。

 BS でやってた『響け! ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』を見た。劇場で見たから二度目なんだけど、早口再生なしでじっくりと楽しんだ。ラス卜の演奏ではやはりウルってしまう。
 上手くなりたいよね…うん。この作品で登場する新入生たちは上手い人が多いんだけども。
 最上級生である夏紀たち、2年生の久美子たち、あるいはワンシーンだけ登場した卒業生のあすかたち、彼女たちの「先輩感」がすごい。15,6 歳だと一年上、二年上って全然違うんだろうなー、と改めて思う。もうずっと昔のことだから他人事みたいな表現になっちゃうね。

 バンドやりてぇ。

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すごいゴミのはなし [本・雑誌あれこれ]

 すごいゴミのはなし ゴミ清掃員、10 年間やってみた。
 滝沢秀一、スケラッコ、萩原まお
 学研プラス

 基本的には子供向けの本なのだが、思ったよりヘビー。
 東京の最終処分場(ゴミを燃やしてできた灰を捨てる場所)はあと 20 年でいっぱいになる、という事実だけでなく、「割れ窓理論」なんかも、直接、名前が出てくるわけではないが、がっちり触れられている。
 生ごみの水分は焼却の邪魔になるが、水分の多いところとそうでないところがまだらだと効率が悪い、一様にするため処理場にはゴミをまぜるクレーンがある、とか雑学的にも楽しい。
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