日記

　今日から竿灯である。
　平日は仕事が終わった後で店に寄り、留守電の確認や通版の発送などをしているが、竿灯期間中は車は勿論、自転車でも近づきづらいので、朝に寄ることにする。
　おそらく大丈夫だとは思うが、発送資材が不足したりした場合、昼のうちに買っておく、ということができないため、翌日回しになるのでご了解いただきたい。

　お祭りの間に営業すればいいのに、という声も聞こえるのだが、人通り自体は多いが誰も本屋になんか寄らない、というのがこれまでの実績。一応、秋田色が分かりやすく出ている、お土産になりそうなものを前面に出しはするんだが、みなさん席取りに血眼で、早足に通り過ぎていく。夕方になるともはや見向きもされない。
　今朝も悪天候だったが、百均とかで「ついでに買ってくか」を何度か繰り返したせいで余っていた雨合羽を売ったことがある。購入時のレシー卜なんかないから店への無償提供となり、つまり売価＝利益なので、額はさておき、利益率はやけによかった。
　双子のライオン堂の真似をして冷凍庫で凍らせた手ぬぐいを売ったこともある。新品の乾いたやつを冷やしてあるので、冷感が今イチ長続きしないのが難点。残ったやつ、どうしようかね。
　氷の像を店の真ん中に置いて客寄せしようか、とか思ったこともあった。ただ、店内の湿度がどうなるか、って問題はある。

　多分、店先でコーラとか売ると儲かるんだろうが、そこまで行くともはや田舎の雑貨屋である。