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『次の本へ』みたび [本・雑誌あれこれ]

 以前、『続・次の本へ(苦楽堂)』に寄稿したとき、掲載に至らなかった文章を紹介しましたが、もう一つ。


名探偵募集中
『探偵になりたい(パーネル・ホール、田村義進)』から『そして夜は甦る(原尞)』へ


『探偵になりたい』については、別のハヤカワ文庫を読んだ時に、本に挟まっている新刊紹介のペーパーで広告を目にしたのかもしれないが、確証はない。人から勧められたのではないような気がする。だったら、お礼も含めてその人に感想を述べると思うのだが、この本について誰かに語ったという記憶はない。新聞や雑誌の書評でもないと思う。少なくとも、新聞で紹介される種類の小説ではないと思うし。
『そして夜は甦る』は、後の『私が殺した少女』が直木賞を取っているので、そこで作者の名前を目にしていたかもしれない。手元の本には「直木賞受賞!」というような帯はないのだが、古本屋で買ったのだとすればそれもありうる。受賞から実際に読むまでには間があったという記憶があるので、それが理由かもしれない。
 つまり、この二冊はお互いにつながっていないし、どこからこれらの本につながったのかも定かではない。実は今回、この文章を書く機会を貰い、改めて自分の本棚を眺めてみて、「なんでこれ買ったんだっけ」という本が結構あることに驚いている。
 これらは、起点にはなっている。『探偵になりたい』はシリーズ化されていて全9冊出ているのだが、それは全部買って、同じ作者の別のシリーズも読んだ。『そして夜は甦る』もシリーズになっているが、こちらは単行本と文庫本の両方が揃っている。もちろん、エッセイも読んだ。
 だが、最初は?
 麻耶雄嵩の『貴族探偵』も同様で、どういう状況で出会ったのかまったくわからない。装丁はシンプルで印象的だが、店頭で目にしたのだろうか。
 シャーロック・ホームズも全作読んだが、同じ探偵ものだ、ということは言える。しかし、ここまで何種類も探偵ものを挙げておいてなんだが、特別、探偵ものが大好き、というわけでもないので、そこに理由を求めるのは間違いのような気がする。
 ほかにも経緯不明の本がたくさんあり、どれもこれも迷宮入りしそうなのだが、誰かこの謎を解いてくれないだろうか。


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春は【シゴト】一覧 [棚紹介]

 2018/4 は、「シゴト」を特集しました。
 単なる仕事ではなく、「プロフェッショナル」という観点も加えた構成にしたつもりです。

 以下に、本の一覧を挙げます。書名の五十音順です。関心のある本が見つかりましたら、お問い合わせください。ただし、これは 2018/5/6 12:00 現在の在庫です。
 データは、「(書名)/(著者)/(出版社)」の形になっています。著者や出版社は空欄の場合もあります。

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5月の営業カレンダー [営業時間とアクセス]

 5月の営業カレンダーは以下の通りです。

cal1805.png

・5/3(木)~5(土) と、5/19(土) はお休みをいただきます。
・5/12(土) は、五城目の朝市プラスに出店するため、15:00 開店とさせていただきます。


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