書店用語 [本・雑誌あれこれ]
書店などでよく使われる語をいくつ解説してみようと思います。
内輪の言葉なので、本来はお客様が知っている必要はないのですが、「本の本」「本の流通の本」などには解説無しで出てくることがありますので。
さんやつ【サンヤツ】
新聞の第一面、一番下に本の広告が並んでいますが、あれのことです。
記事三段分の高さのスペースを、横に八等分することから言います。
新聞は昔より字が大きくなっていますから、今の「三段」ではないような気がするのですが、これまでの習慣なのでしょうかね。
ひらだい【平台】
本や雑誌を、水平に重ねて置く台。店頭などで、売れ筋の本がダーっと並んでいることがありますが、あれです。
当店にはありません。店舗の構造や予算の都合などなどの事情によります。
めんちん【面陳】
本の表紙が見えるように陳列すること。目立たせたい本、力を入れて売っている本などはこのようにします。
これに対して、個人の本棚と同じように、背表紙だけが見える状態になっているのを「差し」と言います。
当店のように、棚の面積に対して本の数が少ない場合は、やけに面陳が多くなったりします。
(左が「面陳」、右が「差し」)
とりあえず三語、ご紹介しました。
機会がありましたらまたいくつか取り上げてみます。
内輪の言葉なので、本来はお客様が知っている必要はないのですが、「本の本」「本の流通の本」などには解説無しで出てくることがありますので。
さんやつ【サンヤツ】
新聞の第一面、一番下に本の広告が並んでいますが、あれのことです。
記事三段分の高さのスペースを、横に八等分することから言います。
新聞は昔より字が大きくなっていますから、今の「三段」ではないような気がするのですが、これまでの習慣なのでしょうかね。
ひらだい【平台】
本や雑誌を、水平に重ねて置く台。店頭などで、売れ筋の本がダーっと並んでいることがありますが、あれです。
当店にはありません。店舗の構造や予算の都合などなどの事情によります。
めんちん【面陳】
本の表紙が見えるように陳列すること。目立たせたい本、力を入れて売っている本などはこのようにします。
これに対して、個人の本棚と同じように、背表紙だけが見える状態になっているのを「差し」と言います。
当店のように、棚の面積に対して本の数が少ない場合は、やけに面陳が多くなったりします。
(左が「面陳」、右が「差し」)
とりあえず三語、ご紹介しました。
機会がありましたらまたいくつか取り上げてみます。