『となりの妖怪さん』 [本・雑誌あれこれ]
noho(Twitter @nohohitchcock)
イースト・プレス
同名の縁で読んでみたところ、これがすごくよいのでご紹介。
妖怪と人間が共存している世界。舞台は山間の町だが、そこだけの話ではなく、六本木ヒルズあたりでも人間と妖怪が普通に行き来している。学校に幽霊が、というエピソードがあるのだが、一つ目小僧の少年がビビっているのが可笑しい。
主人公は ぶちねこの「ぶちお」。猫又に新生したばかりで、町内の天狗や化け狐に「妖かし」としての初歩を教わっていく。
1巻、2巻ともメインとなる流れがあるのだが、短いエピソードを連ねて描かれていくので、読みやすいと同時にリズム感がある。
基本的に「優しい世界」なのだが、妖怪たちが背負っているものは優しいだけで片付くものではなく、数十年どころか百年単位の因縁があったりして、時折「厳しい世界」が顔をのぞかせる。奥行きのある物語。
人間も妖怪も可愛いのだが、個人的に一番のお気に入りは、お盆の精霊馬。
萌えるでしょ。
イースト・プレス
同名の縁で読んでみたところ、これがすごくよいのでご紹介。
妖怪と人間が共存している世界。舞台は山間の町だが、そこだけの話ではなく、六本木ヒルズあたりでも人間と妖怪が普通に行き来している。学校に幽霊が、というエピソードがあるのだが、一つ目小僧の少年がビビっているのが可笑しい。
主人公は ぶちねこの「ぶちお」。猫又に新生したばかりで、町内の天狗や化け狐に「妖かし」としての初歩を教わっていく。
1巻、2巻ともメインとなる流れがあるのだが、短いエピソードを連ねて描かれていくので、読みやすいと同時にリズム感がある。
基本的に「優しい世界」なのだが、妖怪たちが背負っているものは優しいだけで片付くものではなく、数十年どころか百年単位の因縁があったりして、時折「厳しい世界」が顔をのぞかせる。奥行きのある物語。
人間も妖怪も可愛いのだが、個人的に一番のお気に入りは、お盆の精霊馬。
萌えるでしょ。
2020-01-18 15:25
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