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133cm の景色・爛漫ドレスコードレス [本・雑誌あれこれ]

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『133cm の景色(ひるのつき子/新潮社)』
 病気のため、小学生で体の成長が止まった女性が主人公。
 こういう作品は、自分が無意識にいけないことを言ってしまっているかもしれない、ということを突きつけられるので読んでて胸が痛いのが通例なのだが、この作品は(少なくとも一巻の範囲では)悪意を持って言っている人、いけないことだとまったく気づけない人が(あんまり)いないので、雰囲気が柔らかい。
 これ、主人公が男性だったらどういうお話になっただろうか、と想像を巡らせたりした。

『爛漫ドレスコードレス(佐悠/ハーパーコリンズ・ジャパン)』
 たまたま可愛い帯を見つけて独学で浴衣を着てみた主人公。花火大会に行こうとしたが、鼻緒で足がすれて歩けなくなったところを女性に助けてもらう。着付けも直してもらってうれしかったのだが、後日、その女性が警察官であったことを知る。これが「着物警察」か…。
 好きなものを好きな様に着ればいいんだよ、というお話。「可愛い」と「好き」が満載ですっごく楽しい。
 初めての作者なので、一・ニ巻同時発売のところ一巻だけ買ってみて、「ニ巻も買うでしよ」と思ったが、品切れ。だよね…面白いもんねえ orz...
 コーヒー豆の柄の反物って本当にあるんだね。

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