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処方箋上のアリア [本・雑誌あれこれ]

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(三浦えりか/小学館)
 舞台は小さな調剤薬局。
 愛想のかけらもない薬剤師・麻生 葛と、素っ頓狂な言動を繰り返す新人薬剤師・浜菱 愛莉が主人公。薬にまつわる小さな事件を解決しつつ、麻生がこの薬局を始めた経緯が縦軸となる。
 その縦軸そのものはシビアなのだが、浜菱以外にも変人の人物が多く、重苦しさを和らげてくれる。
 最終巻でその縦軸が解決を見るのだが、そう来たか、という感じで読みながら「おぉ」と口に出してしまった。表紙の麻生が最後に笑っているのが救いになる。
 読んで。

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