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のほ本処(2023/11/11) [イベント]

 緊急で歯医者に行かなきゃいけないことになったので、9:30 のスタート予定を 11:00 に変更。
 少しでも早く、と思って、9:00 予約のところ 8:50 に行ったら、直前の患者もスムーズだったのか、俺の処置開始も早く、9:10 ころに完了。助かった。
 それから、12/2 の交点さんでのポップアップの告知チラシを印刷して文化創造館へ。
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 複数のイベントがあるようで、駐車場も埋まってたし、コミュニティスペースの机もたくさん。俺が借りた区画も、俺の後に別の人たちが使うらしい。
 11 月のテーマは、歯ごたえのある ZINE・リトルプレス。ジェンダー問題だとか仕事だとか政治経済だとか、真面目な話を真面目に取り上げているもの。同じ文化創造館の「〇HAJIMARU」に借りている棚でのテーマは「文学」だが、どちらも、涼しくなってじっくり本を読むのにいい季節でしょ、ということ。

 館内で複数のイベントをやっているからか通りすがった人は多く、たくさんの人が覗いてくれたが、まー手に取らない。開かないとわかんないよ? と思いながら、10 月分の締め作業をやっていた。大変にはかどった。

 次の「のほ本処」は、暮れも押し詰まった 12/24(日)。

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ゆるりマーケット [イベント]

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 11/4,5、田沢湖、たつこ像のあたりからちょっと入ったところにあるかつての小学校跡で開催された、「ゆるりマーケット」というクラフト系イベントに参加させてもらった。
 秋田市から2時間弱で着くとはいえ、二往復する気にはとてもじゃないがなれなかったので、泊まることにした。赤字になるのは火を見るより明らかだが、観光半分である。こないだ「独身アラサーOLあやかのぼっち宿泊記」という漫画を読んで盛り上がった、「外泊して気ままに気楽に一人飲みしたい」という欲求に素直に従った。

 潟分校には十年くらい前に来たことがあるのだが、いい雰囲気である。黒板にオルガン。元が小学校だから、机も椅子も小さい。
 ぎしぎし鳴る年季の入った木の床の廊下を何往復もして本の詰まった段ボール箱を運び込む(補充できないから、かなり多めに持っていった)。分校の係の人なのか、手伝ってもらえたのは大変にありがたかった。すいません、重い荷物ばっかりで。

 道中の話をしよう。
 初日朝、西木村のあたりで雨が降り始め、105 号線から県道にはいったところで雷。夜と見まがう暗さ、枯葉の積もった山道に雨、ライトはハイビーム、ワイパーは最速、と恐いったらない。まぁ、その雨は午後には上がったが。
 二日目朝は、宿を出たら霧で真っ白。100m 先にある、右折ポイントを示す青い標識が見えない。30 分くらいそういう状態で、これまた恐かった。13 号線や 46 号線の山道でこれだったら立ち往生するぞ。
 こちらは8時すぎには晴れて、始まる頃には暑くなった。俺のブースは窓際だったのだが、窓を背にして座っていると頭が焼けそうで、室内でキャップをかぶっていた。
 その好天のおかげか、見える範囲の駐車スペースは埋まっていた。

 初日の営業成績は惨憺たるものだった。思い切って数字を出すが、3冊しか売れてない。うち2冊は古本ではなく新刊だったから「売上」の数字的にはそこそこ行ったが、秋田ゆかりの本やグッズがまったく動かないのには落胆せざるを得ない。県外の人も来てたようなんだがなぁ。
 五城目の朝市もそうなんだが、「古本市」とかではなく、「本を買いに来る」イベントでないとどこでもそういうことになる。それはわかっている。我々が入っている教室を覗いて、本屋ばっかりだ、ということに気づくと中に入りもせずに素通りする人も少なくなかった(一緒の部屋に古着屋さんもいたのだが、悪いことをした)。
 二日目は秋田本はひっこめた。開き直って、ZINE とリトルプレスばっかりを並べる。「手作り」「クラフト」がベースのイベントなので、一応、それに接点のありそうなものを持っていってある。補充用の一般書籍は車に乗せたまま出しもしていない。
 午後には、五城目で必ず出してる、食玩フィギュアや雑誌付録詰め合わせなど子供向けのトラップ――もとい、おつとめ品を出そうかとも考えたのだが、なんか趣旨と違うような気がしてやめた。

 今回は選書を完璧に間違った。
 来場者数が多い大規模イベントだということが分かったので、やりようはあると思われる。

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お堀端の古本市 [イベント]

 11/3「文化の日」は、秋田市文化創造館で「お堀端の古本市」。
 今回も、自分のセットアップが終わったところでふっと入口の方を見たらお客さんが並んでいて、うぉ、っとなった。
 10:00 に始まった後の混雑もすさまじくて、息をつけるようになったのは 12:00 くらいだった。
 終わってから聞いたところでは、来客者数はこれまでの最多記録を更新したらしい。

 今回も、前回に引き続き「これぞ古本」というのをメインに。お高めなせいか売れなかったけど、県内の高校の沿革を書いた函入りの本とか、結構、手に取られていた。

 後ろの区画で近くの高校の調理部の面々がケーキを売っていた。あちらも盛況で、売り切れやしないかと気が気でなかったのだが、残り少なくなってきた、という声が出ていたので、まだ混んでいる 11 時ころ、自分の店の前に人がいなくなった隙に購入。

 中学生くらいの少年が、岩波+ほるぷのハードカバー文庫を持ってきて、これが欲しいんですけど、と言いながらポケットから硬貨をつかみ出す。なけなしのお小遣いから、という雰囲気だったので、大幅にディスカウントした。
 そのあとも、女子高生が同じハードカバー文庫を複数買ってくれたので、端数を落とした。
 そういう若者は大事にしないといかんと思うのでな。

 今年度の「お堀端の古本市」は終了。
 次は、2024/4/12~13. なんと二日間開催である。

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のほ本処@交点 [イベント]

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 秋田市通町の喫茶店「交点」に「のほ本処」がポップアップします
  2023/12/2(土) 12:00~17:00
 お店の雰囲気に合った ZINE・リトルプレスをメインに持っていきます。是非ぜひゼヒ、お運びください。

・駐車場はお店から一本入ったところにあります。交点さんの公式サイトでご確認のうえ、お間違えのないようにお願いします。

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日記 [イベント]

 当店的に今年度最後、10/22 の ごじょうめ朝市プラス+は降水確率 40% ってことでキャンセルしたのだが、どうやら降らなかったらしい。降らないどころが晴れたみたいなんだが。
 今年の星取表を挙げてみると:
4/30 雨の予報で事前キャンセル
6/25 出店はしたが降ってきたので 30 分で撤収
8/12 現地に着いた途端、降り始めたので開店せず
8/20 フル出店
9/10 フル出店
10/22 雨の予報で事前キャンセル(けど晴れた)
 という具合で、6回出店予約して、ちゃんと開店できたのは二度だけである。お天道様のことは人間風情にはどうしようもないんだが、こうまで逆に行かれると悪態の一つも付きたくなる。
 キャンセルできれば費用は発生しないが、現地まで行って出店料も払ったのにすごすご撤退、というのが二度もある。人出が見込まれるお祭りの日の雨天キャンセルも悲しい。 
 何度も言っているが、テントでは本を守れないので、「雨が見込まれるときはキャンセル、行った後ならポツっときた時点で撤退」の方針で行くしかないんだが、なんともやるせない。
 来年、どうしようかなぁ…。
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日記 [雑感]

 毎日営業じゃなくなってから、通販の発送は基本的に追跡可能な手段でやっている。普通郵便はもちろん、スマー卜レターも使わない。ウィークディの昼間は会社員なので、「届かない」という卜ラブルが発生した場合の初勤がどうしても遅くなるからである。追跡番号があれば、検索してみるくらいのことは(就業時間中でも)できる。
 が、こないだ、二日経っても登録されない、ということがあった。しょうがないので電話して聞いてみたら、受付処理をせずに配達拠点に発送してしまった可能性がある、という回答。それが本当ならいいが、と不安な夜を過ごした。
 翌日、ドキドキしながら改めて検索してみたら、無事、配達拠点に届いたらしく「配達中」となっていてほっと息をついた。
 在庫がある新刊で、最悪は別便で送りなおせるから「ドキドキ」で済んだけど、一冊しかない古本だったらどうすんだよ。勘弁してくれ。

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山學ノオト4 [本・雑誌あれこれ]

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『山學ノオト4 (二〇二二)(青木真兵、青木海青子/H.A.B.)』
 奈良東吉野村の私設図書館「ルチャ・リブロ」を運営する二人の 2022 年の日記。

『彼岸の図書館(青木真兵・海青子/夕書房)』『手作りのアジール(青木真兵/晶文社)』の書店での配架について触れられてるんだが、乃帆書房は隣り合わせに置いてた。著者が同じだからなんだが、安易だな、って感じはする。図書館関連の本と並べたり、仕事本のとこに置いたりしたこともあったっけか。もうひとひねりしてみるべきだったな。

 海青子さんが時々「訪い (おとない)」という言葉を使う。うわー、その単語は知ってるけど使ったことないわー、と思った。使えるようになりたい。MS-IME はこんな日本語知らないようで変換できない。

 時々、ゴダイゴの曲に触れるのでファンとしてはうれしい。
 こないだテレビ朝日でアニソンの番組やってて、ゴダイゴが「銀河鉄道999」をやった。二番も日本語だったのは多分、サントラに合わせたんだろうけど、ハモンドオルガンのソロも省略したのはやりすぎだろう。MS-IME は「ハモンド」も変換できないのか。

 書名は山ほど出てくるが、『測りすぎ(ジェリー・Z.ミュラー、松本 裕/みすず書房)』が特に気になる。

「超獣」という単語が出て来たので、「お、特撮もいけるんですか」と思ったが、どうやらプロレスの話題らしかった。

「寅さん」の話題は前から何度も出てくる。
 いつか、テレビをザッピングしてたらたまたまやってた寅さん映画で手が止まった、ということがあり、門外漢の俺も捕まえてしまう魅力があるのは知っている。同様の「沼」感を宝塚にも持っていてこの二者には近づかないようにしてる。話を戻すと、寅さんファンの若い人が布施明を知らない、というのに布施明ファンの俺はショックを受けた。

 このシリーズや柿内正午さんの本に触発されて日記を始めてはみたが、やっぱり止まり気味である。日々きちんと感じて考えないからであろう。

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のほ本処 [イベント]

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 10/14、秋田市文化創造館での一人イベント「のほ本処」。今回は、8月に続いて外のデッキ。「なんで中でやらないの」って聞かれたんだけど、一杯だったからです。
 この日は美大で「みかづきマーチ」「ハナイケル」の山田はまちのトークショーがあって、雨なら中止にしてそっち行きたい、って思ってたんだけど、そういう時に限って晴天だっていうね(実際は、申し込み締め切りが9月末なので間に合わないが)。
 もう 10 月も中旬、晴れるようだけども、さすがに半日ずっと外にいたら寒いだろう、と思ってフリースなんかも持っていったのだが、暑いのなんの。結局、ずっとシャツのみだった。
 本も、黒っぽい奴はすぐに熱くなるので、20 分くらいで入れ替え。「本処」でリトルプレスや ZINE をメインにするときは、薄いのが多いから段ボール二箱分持っていけば数的には十分なんだけど、このペースでの入れ替えだと二箱では足りない。来年に向けて頭に入れておくことにする。
 暑い暑い言いながらなんだけど、体全体が隠れるくらいの日陰に入ると中々に涼しい。シャツの上からベストはおってもいけそうな感じ。難しい季節だ。来週は五城目なんだけど着る服の選択が難しいなぁ。
 売り上げはそこそこ。今回もほかのイベントに便乗した本を持ってたんだけど、まったくの素通り。並んでる本を見てスルー、なら、俺が持ってった本がお気に召さないのかもねぇ、と思えるわけなんだが、そのイベント自体が本と接点のあるものなのにそこにあった本屋を覗かない、っていうのはどうにも理解不能。この時代にあっては「本屋を覗く」人が希少種なのかもしれないが。

 このイベントの後に予防接種。
 空きが少なくてやむをえず秋田駅前の会場、したがい有料駐車場を利用せねばならず、いくらかでも負担を軽減しようと、ジュンク堂で本を買う。
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 シリーズの第三巻。シンプルな新装版で改訳ではないので、待ち時間はこれを読んでようと思ったのだが、いざとなるとやはりちゃんと順を追って読みたくなり、ボーっと待つことに。売り物の本はあるんだが、車の中に積んであって取りに行くわけにもいかず。

 翌日、持ち出した本を片づけようとしたら、注射したところが腫れて痛み、本を持ったままでは大きく動かせない。二箱分を片付けるのに 30 分くらいかかった。

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明徳館こんわ会一箱古本市 [イベント]

 予報では、曇りだけど雨が降るのは夜、ということだったので、テントもあるし割と気楽な感じで行った。
 9時集合だったが、10 分前くらいに着いたらもうテントの設営が始まっていた。そのおかげが、10 時前にはどこの出店者も用意ができており、ちょいと早めのスタート。
 いつもは割と特殊なラインナップで臨むのだが、今回は「いわゆる古本」をメインに。これは、店舗がなくなって「均一本」を売る機会がなくなったことが大きい。そういうのって通販には向かないのでね。それが割と売れたので、狙いは当たったのかもしれない。つか、今までの「特殊なラインナップ」がダメだった、ってことなのかもしれないんだが。
 やっぱり「いい天気」ではなく、外出はやめとこう、と考える気持ちもわかる。お客さんが来ないわけではないのだが、ちょっと例年のような大賑わいというわけにはいかなかった。
 そうこうしてるうちに一時前にポツポツと来て、どこの店も本をテントの奥の方向に移動したりし始めた。店によっては片づけてたりする。俺も同じようにテーブルを奥に引いて、外側にはビニール袋に入ってるリトルプレス類を置くようにしたのだが、やっぱりその袋に水滴がついて、そうこうしてるうちに雨の音がするようになったので、慌てて撤収。
 いや、その前に、閉会直前に買おうと思っていた他店の本を買ったのだった。もう一冊ほしいのがあったのを今、思い出した。
 2時前にはもうテントの片付けも終わって解散。俺はそのまま、隣の文化創造館に出してる棚の本を入れ替えに行った。
 その頃には雨はやんでたので、一時間くらい我慢すれば再開できたことにはなるのだが、最後に一時間だけやったってねぇ、という話もある。天気の判断は難しい。
 それに応じて売り上げもさっぱり。翌日、自分用に新刊を三冊買ったんだが、それと同じくらい。
 今月の出店は二度あるのだが、どちらも屋外なので大いに不安である。

 終わってから知ったのだが、明徳館古本市は今年で終了だそうである。いい企画だと思っていたのだが残念である。お世話になりました。
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本づくりワークショップ [イベント]

 募集期間は終了しています。



『蒐める人』『古本マニア採集帖』(皓星社)の南陀楼綾繁さんと一緒に ZINE を作りましょう。
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日程
2023/11/18(土) 本づくりは楽しい
2023/12/10(日) テーマを見つける
2024/01/21(日) 本の設計図を作る (1)
2024/02/18(日) 本の設計図を作る (2)
13:00~15:00

会場
旧松倉家住宅(秋田市) 米蔵

募集期間
~2023/10/1
応募者多数の場合は、参加申込書の内容により選考させていただきます

参加費
各回 1,000 円


 あなたが日頃考えていること、
 好きなもの、
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 何をつづるのも自由です。

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  からご連絡ください。申込書をお送りします。




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