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日記 [本・雑誌あれこれ]

『マラコット深海(コナン・ドイル、大西尹明/創元推理文庫)』を読み終わった。
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 この文でクスっとなった。
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日記 [雑感]

 平日会社員、休日書店主だと、荷物の受け取りがなかなか大変である。
 注文時には、配送されるのはいつか(その時に自分が会社員で家で受け取るのか、書店主で店で受け取るのか)を予想して、配送先を指定する(配送日を指定できるところとの付き合いは残念ながらない。業者によっては、不在連絡票で対処してくれ、と明言しているところもある)。
 で、荷主(発送した人)から連絡が来るとすぐに配送日か受け取り場所を自分に都合の良い条件に変更する。コンビニ受け取りが、指定時間まで帰宅しなければならない、という制約がないので便利である。
 発送当日だとまだ配達の拠点に着いてなかったりする。そういう早目のタイミングで指定したら配達に来ないで直ちにコンビニへ転送してくれることを期待しているのだが、どうもそうはならない。どうしても一日遅れになる。どういう手順で作業が行われるのか知らないが、転送しても配達と同じ日に受け取れるようになると嬉しい(同じ配達区域内なら、という条件つきでもいい)。

 配送先の指定を間違う(店を開けてる日に来るだろう、と予想したのに家を指定してしまう)というの、今年になってから何度かやっている。店は週末しか開けてないから、そうすると店舗展開が一週遅れで、「やってもうた…」となる。メディアでの紹介があった、発売後すぐの週末、というピンポイント狙いで入れたのに、週遅れとなり売り時を逃がしているダメな本屋。

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日記 [本・雑誌あれこれ]

 車をディーラーに持ち込んだ時、「見といて」と置いて帰るつもりでいたらその場でチェックすることになり、結局、一時間くらい待っていた。予約を取った時、混んでるようだったので、念のため、と『ふたごじてんしゃ物語(中原美智子/苦楽堂)』を持って行ったのだが、あらかた読み終わってしまった。

 この本は、「子どもを二人載せて走れる自転車」を実現する過程とその実現後を書いたものである。
「子どもと三人乗りっていいんじゃなかったっけ」って人もいると思うが、あれは「前 15kg4歳未満、後ろ 22kg6歳未満」で、「(15kg を越えた)ふたご」や「体格のいい子」は載せられないのである(2020 年時点)。
 さらに、「6歳」で「あぁ、未就学児童ね」というのは早とちりで、年長組の間に6歳になる子どももいるわけで、その子は幼稚園児であっても載せられなかった。これが「小学校に入るまで」になったのはついこないだの 2021 年である。そんな壁が官だけでなく民のものも含めいくつもあるのだ。

 著者の前向きなマインドに声も出ない。俺なら 80p くらいで「もうえぇ! わしがひいひい言うてたらええねんやろ!」とキレる自信がある。もちろんそれは、諦める、ってことだが。
 目指していることの説明は、相手によって変える必要がある、とか、本を読んでる分には「そりゃそうだよね」と思うが、実際には「我」が顔を出して独りよがりの自分語りになってしまう。この人はそれがないのか、というとそうではなくて、「ふたごじてんしゃ」は「お母さんのためのもの」と言っている。この「お母さん」は著者自身を含むだろうから、そのあたり、バランスが取れているのかもしれない。

「~のため」は「~のため」では終わらないってこと?

「そういう製品がないってのは何か問題があるから」という発言をした人がいたらしいが、その根拠と自信はどこから来るのだろう。

 やっぱり俺は鈍感なおっさんだな、と思ったのは、お父さんたちが抱えている問題が「子育てはしたことないけど、わかる(ような気がする)」と思ったとき。逆に、お母さんたちの意見は、「なるほど」と理解はできるが悔しいことにピンとこなかった。
 そこを少しでも埋めるために本を読むのだよな、と思った一時間(とちょっと)。
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日記 [雑感]

 車が、頻繁にハンドルロックがかかるようになってしまい、先週はエラい目に遭った。

 バッテリが上がったときのように、セルモーターが回らない、とかではなく、キーもハンドルもブレーキもびくともしない。最初に起こった時は、リモコンキーの電池がなくなって、キーと認識されていないのではないか、と思ったがスペアを使っても同じで、ディーラーはもう閉店した時刻だったからメーカーのエマージェンシーサービスに電話で泣きついたところ、ハンドルロックだということが判明。解除方法を教えてもらって窮地を脱した。
 で車を出して用事を済ませエンジンをかけようとしたらまたロック。同じ手順を繰り返そうとしたが、ここでなんとキーが一回転してしまった。びくともしないところでキーを回そうとするからそれなりの力がかかるわけだが、グイっとやったらクルっと回ってしまったのである。普通は 90 度くらいでエンジンがかかるから、何が起こったのかわからない。呆然。
 仕切り直しで深呼吸してからもう一遍やったら無事空回りせずにエンジンはかかったが、まだ行かなきゃいけないところがあり、もうおっかなくてエンジンを切れないから、エンジンかけたままの停車状態で大慌てで用事を済ませた。
 駐車場とかならともかく、道路の端なんかに停めたときにこれが起こっ(てエンジンがかからなくなっ)たら大変なことになるので、それ以後は移動手段を自転車に切り替え、週末を待ってディーラーに持ち込んだ、
 しかし再現せず。だろうとは思ったが(車を運転してディーラー行ってるわけだし)、内部の清掃で様子を見ようということになった。汚れてキーが回りにくくなってたのは事実らしいんだが、大丈夫なのか。

 んっとに面倒くさい。
 自転車だけで暮らせるようにならないものだろうか。

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2022/7月の営業カレンダー [営業時間とアクセス]

 2022/7 月の営業カレンダーは以下の通りです。
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・3(日) は、秋田市文化創造館で開催される古本市"AKITA BOOKBOAT"に出店のため、店舗営業はお休みです。
・30(土) は 17:00 までの営業です。
・営業日についてはこちらをご覧ください。


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日記 [雑感]

 車不調、今日は雨、ってことで久しぶりに徒歩通勤。
 積雪期はずっと徒歩だったんだが、足元は危ないものの、あんまり傘も使わないし実はそんなに大変でもない。
 雨だと傘ささないわけにいかない。濡れるから上着はいるが、もうすぐ7月だから暑いし、大変に不快である。

「冬は傘ささないの?」と思った人がいるかもしれない。全員とは言わないが、みぞれでもなければ傘は使わない、という人は多いはずである。積もったな、と思ったら手でパッパッと払えば済む。それより、転倒の危険を考えれば、両手をフリーにしておいた方がいい。

 傘さしても背中は濡れる。荷物はバックパックに入ってるので困る。というわけで、傘をさすときにはそれを前に持ってきて胸のところで保持する。
 理にかなっている、とは思うが、「変なかっこ」と思う人は少なくないだろう、と想像できるくらいの常識はあるので、人通りの多いところではあんまりやらないようにしている。
 欠点は、胸ポケットにさしたプレイヤーを操作しづらくなることである。そもそも傘で片手がふさがっているので、できるだけ途中で操作が必要にならないような曲や番組を選ぶ。

 今週もあんまり本が読めずに終わった。
 昼休みにコナン・ドイルの『マラコット深海』を読んでいるが、なんかだらだらとした描写が続いてピリっとしない。
「マンダ」っていう登場人物がいるのだが、『海底軍艦』のマンダのネーミングと関係あるのだろうか。
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日記 [雑感]

 参院選が公示された。もう投票先を決めているので、選挙カーはうるさいだけなのだが、走っている選挙カーは名前の連呼しかできないことになっていると数年前に知って、許容度はちょっとだけ上がった。

 選挙期間中ずっと地元にいなくて期日前投票できない人が利用できる「不在者投票」という制度がある。前職で長期出張とぶつかってこの制度を利用したことがあるが、今イチ理解されてない感じがあるので、勝手ながら解説をする。
 要注意なのは、不在者投票のプロセスには郵送が一往復半含まれ、時間がかかる、ということである。具体的には:
1. 自分が選挙人名簿登録されている地元の選挙管理委員会に郵便で投票用紙を請求する
2. 投票用紙が郵送されてくる(秋田市の場合、簡易書留)
3. それを出先の選管(または期日前投票所)に持ってって投票する
4. 出先の選管から地元の選管に投票用紙が郵送される
 という手順。
 投票用紙は、投票日までに地元の選管に届かなくてはならないから、一週間前に思い立ったのではまず間に合わない。仕事で長期滞在している場合、2.の、書留の受け取りもハードルになりそうだ。
 早目のアクションが必要である。

 2.の時点で投票用紙は発行されてしまうので、他の方法では投票できなくなる。つまり、「急に地元に帰ることになったから、やっぱ投票所行くわ」ということはできないので注意が必要。
 実はこれで棄権を余儀なくされたことがある。急に会社へ呼び戻されて投票用紙と行き違いになり、しょうがないので地元で期日前投票に行ったら、あなたはここでは投票できません、と言われた。

 どの選挙もだが、投票率の低さには毎度あきれる。「みんなが僕に都合のいい候補者に投票してくれたらいいなぁ」と夢想するのは自由だが、んなことあるわけがない。
 投票の啓発活動も、「選挙で現状を変えよう」みたいなのが多くてどうかと思っている。変えたくない人だって、変わらないような投票行動をとるべきなのである。変わっちゃうかもしれないんだから。

 あるミュージシャンが、事前投票によるリクエス卜でライブの曲目を決めたことがある。ヒット曲ばっかりになるかと思いきや、蓋を開けてみると、そのミュージシャンの最大のヒット曲が圏外という結果で、ライブ会場が騒然となった。どうやらファンの多くが「あの曲はみんな投票するだろうから、自分は別の曲に」と考えたらしい。
 選挙はなんかの拍子にひっくり返る。真剣に臨むべし。
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日記 [雑感]

 昨日の話の続き。本からは離れる。

 音声や動画の記録メディアがテープからディスクに変わったことで不便になったことの一つに、再生を途中でやめた時、どこまで再生していたかを人間が覚えてなければならない、ということがある。
 入れっぱなしなら覚えててくれる再生機器もあるが、別のディスクを入れてしまった場合は、前の再生終了ポイントまで人間が進めなければならない。テープならパッケージが位置情報を記憶しているので、パッケージがいくつあろうと、そのまま再生すればよい。
 もちろん、そういう風になるように設計したわけではないだろうが、これはテープ メディアのアドバンテージである。というか、そういう機能がないメディアに入れ替わったことで、それがアドバンテージであったことに気づく、という感じか。(*1)
 別の言い方をすれば、テープ メディアからディスク メディアになった時に、「前はできていたことができなくなった」わけである。新技術がカバーする範囲が、旧技術がカバーしていた範囲を包含していなくて、ずれただけなのだ(カバー面積は変わってるかもしれないが)。「しょうがないじゃん」って人は多いのだろうけど、俺は「それを『進歩』と呼んで肯定してしまっていいのか」と思う。

 電池式で過熱防止や立ち消え安全装置がついたガスレンジがあるが、電池がくたびれたらどうなるかと言うと、過熱防止が機能しなくなるだけでなく、点火しなくなる。全く使えないのだが、これって「進歩」だろうか。
 黒電話は停電になっても通話できたが、留守電に FAX に内線電話にと盛りだくさんになった結果、外部電源が必要になった電話機は、停電になると通話できないものになってしまった。光回線も IP 電話も同様。これは「進歩」だろうか。
 電話については、総務省のホームページに「予備電源を準備しましよう」と書いてある(*2)。ガスレンジも、予備の電池を用意しとけ、という声があるだろうが、カバー範囲がずれたおかげで、前は製品やサービスが負っていた責務をユーザーが負うことになってしまっている。それって「便利になった」と言えるのだろうか。


*1
 その裏返しとして、テープ メディアに追記するには、追記する場所をあらかじめ「頭出し」しておく必要がある。カセットテープで、お気に入りの曲を別の曲で上書きしてしまった、という泣くに泣けない事故は多かった。(デジタルの)ディスクの場合は、空いている領域をアプリケーションが探してくれる。人間は「記録しろ」とボタンを押すだけでよい。

*2
停電時の固定電話・IP電話の利用について

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日記 [雑感]

 とある座談会に混ぜてもらった。詳細は時期が来たらご紹介させていただく。

 その中で、お前にとって本ってなんだ、と聞かれて答えに窮する。その問に対する言葉を持ってない。
 それはなんというか、「お前にとって食事ってなんだ」と似たような質問で、ないと困るもの、あるべきもの、であって改めて意味付けなどしない、ということになるのだが、同じ会で、「俺は衣食住に金と時間をかけたくない人間である」と発言しているので、いささか説得力に欠ける。
 タケカワユキヒデが「物心ついたときには音楽が家具と同じレベルで存在していた」と語っていたことがあるが、この表現の方がフィットするか。

 してみるとお前はオールドタイプな本好きのようだが、紙の本礼賛で電子書籍否定派か、というとそうでもない。
「本」とは観点が異なるが、仕事で使う資料は電子で欲しい。プログラマの仕事で、分厚い紙の資料を渡されるとがっくり来る。
 電子書籍で気に食わないのは、紙の本の「火や水に弱い」という弱点を克服できていない上、業者がつぶれたり撤退したりしたら読めなくなる、という新しい弱点を持ち込んだことである。返金します、とかいう業者もあったが、「そういうことじゃねぇんだよ、本を取り上げる、ってことは!」とこめかみを震わせながら力説する。
 私の本についての感覚のポイントはこのあたりにありそうだ。

 紙か電子かは TPO 次第、という顔をしつつ、「パラパラめくって探す、ということができない」「複数の本を同時並行で参照する、という使い方ができない」「一度に(一目で)見られる範囲があまりに狭い」などなど電子書籍(メディア)の悪口はいくつも言える、というのも事実である。

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日記 [雑感]

 入口に傘立てがあるのだが。1/3 くらいの人が外の壁に傘を立てかけて入店する。濡れた傘を持ったまま店内をうろうろする人がいないのは助かっているが、こちらは外に置いてある傘が盗まれたりしないか、ハラハラしながら見ている。過度の干渉はしない、というのがポリシーなので、傘立てありますよ、と声をかけることはしない。

 以前は、折り畳み専用の傘立てがあった。これは、背の低いゴミ箱に樹脂製のコップを三つ突っ込んだものである。コップは大きめで、ねじ込めば布部分を巻いて留めなくても入る。なんでそんなものを、という疑問には、普通の傘立てには折り畳みの傘は入れづらいから、と答える。
 傘立ては普通、細長い筒で、これに 60cm とかの長さのある傘を差し込むわけだが、そこに 20cm くらいの傘を入れるのは大変――細かいことを言えば、入れるのは簡単だが、取り出すのが大変――である。
(長い傘の)柄をひっかけて鍵をかける型の傘立てなら、(折り畳み傘の)紐を引っ掛けることができるが、いかんせん高価である。鍵をなくした、というトラブルも想像されるので見送り、さっきのコップ式傘立てを考案した。さすがに傘立てには見えないので、百均で買った折りたたみ傘をあらかじめ入れておく。
 これは一度も利用されたことがない。見向きもされないままコロナ禍がやってきて、手を拭いたウェットティッシュ用のゴミ箱になった。まぁ、本来の役割に戻ったわけだ。コップの方はしまい込まれたままである。
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 昨日は雨。週に 1~2 日しか開けないのに降られるとどないもこないも、なのだが、営業日が少ないのはこちらの都合なので、うらめしや、と空を見上げることしかできない。

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