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2021/12 月の営業カレンダー [営業時間とアクセス]

 12 月の営業カレンダーは以下の通りです。
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・12/4 は秋田市文化創造館での古本市“AKITA BOOKBOAT”に出店します。
・月末(年末)のスケジュールは変更される可能性があります。

 8月下旬より、営業日が変わっています。くわしくはこちらをご覧ください。
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イケてるともだち [本・雑誌あれこれ]

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「サテツマガジン」Vol.4 の特集は「イケてるともだち」
 ちょっと昔話。


 12 年の東京暮らしの後、秋田に帰ってきた。当然、在京中にできた知人友人とは年賀状程度の付き合いになる。まだ Internet やケータイの時代ではなかった。
 その中で、送別会までやってくれたのに年賀状の返事をくれない人がいた。バンド仲間で、最初のバンドが解散した後、別のバンドに誘ったこともあったし、オタクの趣味も合って、俺には珍しくちょっとエロい話題も交わしたりした人である。昔はちょっと悪かったらしいが、いいお兄さん、という感じだった。
 奥さんは同じバンドの仲間で、つまりどちらも俺の友達。子どもが生まれた後、一家で遊びに来たこともある。子どものパワーに圧倒された。
 とは言いながらみんな社会人、会うのは3年で2回くらいのペース、年賀状はあり、という感じだったのだが、それが止まった。年賀状が二度、空振りに終わった後、去る者は日日に疎し、ってことか、とこちらからも出すのをやめた。
 数年後、突然、年賀状が来た。裏返して見ると、その彼の名前と、子どもの名前があるが、奥さんの名前がない。元旦から「どういうこと?!」となった。
 離婚したのか、それとも亡くなったのか。いや、さすがに後者ならその連絡が来るような気がするのだが、年賀状が一度、途切れてる関係でもあるし、来るとも言い切れない。悩んだ挙句、そのことには触れず、こちらの近況を伝える年賀状を出した。翌年も出したが、やっぱり次は来なかった。
 おそらく、そういう家族構成になったことを知らせる必要はある、とは思ったがそこまで、というところか。
 電話でもすればよかったのかもしれない。が、そもそも年賀状をくれなくなった理由がわからない。そこに触れるのが怖かった、という方が大きい。年賀状のやりとりが復活したら聞けるかも、という気持ちがあったが、まぁ、逃げた、というのが正解だろう。

 彼がセレクトしてくれたカセットテープは今でも時折、聞く。
 今では孫ができてたりするのだろうか。

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