SSブログ

座標補足:震災と書店 [雑感]

 河北新報「座標」欄への掲載、三本目では、震災について書きました。
 その補足です。

本棚が倒れた時の安全地帯
 その空間に棚を置いて本を増やしたい、という気持ちは常にあるのだが、万が一を考えると踏み切れない。
 店のバックヤードが実は安全だったりする。トイレが安全だ、というのはよく言われることだし。

参考図書
 今回の記事で参考にしたのは、紙面で挙げた『復興の書店(稲泉連/小学館)』のほか:
走れ! 移動図書館(鎌倉幸子/ちくまプリマー新書)
紙つなげ!(佐々涼子/早川書房)
 がある。
 ほかには、『わたしのブックストア(北條一浩/アスペクト)』には book cafe 火星の庭(仙台)をはじめ震災に触れた記事がある。実はコンコ堂(阿佐ヶ谷)みたいな断面が台形の本棚(下が大きいので安定する)にしたかったのだが予算が折り合わなかった。『猫はしっぽでしゃべる(田尻久子/ナナロク社)』は熊本地震への言及がある。
「本屋がなくなったら困ったことが起きる」という表現は、『本屋がなくなったら、困るじゃないか(ブックオカ/西日本新聞社)』が念頭にあるが、震災とは直接の関係はない。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ: