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座標補足:読書感想文 [雑感]

 河北新報「座標」欄への掲載、五本目では、読書感想文について書きました。
 その補足です。

読書感想文を片付けるために
「分割して個別撃破」が基本だと思う。「プレジデント」みたいなビジネス誌もよく言っている。
 感想文を書き上げるまでのプロセスを細分化していき、それを一つ一つ潰すのである。本当に苦手な場合は「最初の1ページを読む」くらいに細かくする。長期休みならそれでも何とか間に合うだろう。
 紹介した『お父さんが教える読書感想文の書きかた(赤木かん子/自由国民社)』は、原稿用紙を3 行ずつのブロックに分けて、「最初はタイトル」「第二ブロックは動機(なんでその本にしたか)」と位置づけを決めて書いていく方法を紹介している。

「強く感動した本は避ける」について
 本は変えないまでも「一番強く思ったのは○○だが、書ききれないので◇◇について書く。○○については触れない」という逃げも打てる。子どもには難しいかもしれないが、大人の場合、それっぽく仕上げることは可能だろう。

コピペ
 問題外だと思うのでこれっぽっちも触れてないが、ネットで見つかった感想文のコピペなどは考えない方がよい。
 生徒がネットで見つけられる、ということは、教師も見つけられる、ということである。学生の論文などは盗作がないか検索してくれるサービスもあるくらいだから、まず見つかるものと思った方がよい。
 ばれて再提出ならまだいいが、教師の目をすり抜けて、できのよい感想文と受け取られてしまい、優秀作として校内に張り出されて後からコピペを指摘されたりしたら悲劇である。外部のコンクールなどに出されてしまったら目も当てられない。学校にいられなくなったりするかもしれない。いやマジで。

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